親知らずの名前の由来は昔の人の平均寿命が40歳前後だったため成人した自分の子どもの親知らずがはえてくる前に死亡していたのでこのように呼ばれています。親知らずは顎が小さな現代人は生えてくるスペースがなくそのために斜めに生えたり、埋まった状態で横にむいたりします。歯周病と虫歯になりやすいケースもございますので気になった場合一度受診されるのをお勧めします。
親知らずの抜歯に20年以上の豊富な経験と高い技術力がございます。あらゆるケースにお応えします。
地域の歯科医院で大学病院の口腔外科に紹介する親知らず抜歯も当院では治療可能です。親知らずの移植も当院で治療可能です。
患者様にきちんとお時間をとり、丁寧なご説明を心がけております。患者様の状態をレントゲン写真を使って現状を説明し、どのような治療法があるのかをお伝えします。患者様の希望とこちらの勧める方針を話しあい、お互いに納得がいく状態で治療に移っていきます。
上顎の親知らずの抜歯がこのケースに多く麻酔ののちにヘーベルという器具にて2~3分で治療できます。
1:歯肉を切開したら親知らずの頭がすぐ見える場合には問題なくヘーベルで抜歯可能です。
2:骨に埋まっている場合には骨ノミやラウンドバーなどの器具にて骨除去をします。
上顎洞に近い場合に閉鎖術という方法を使う場合がまれにあります。
下顎の親知らずが神経に近い場合、当院では2回に分けて手術を行うことにより従来では抜歯困難な症例の抜歯も行っています。
1:CTにて3次元的な親知らずと神経の距離を確認します。
2:神経が近いもしくはくっついた状態の場合2回法を適用します。
3:親知らずの歯冠部分を除去し閉創。
4:3か月から6か月で親知らずが安全な位置までの移動を確認します。
5:安全性を確認しましたら親知らずの本体を抜歯します。
患者様のほとんどは実際はCTにて確認した場合は、神経から離れている場合が多いので行う事は少ないですが当てはまる方も少なからずいらっしゃいます。
親知らずの抜歯に限らず外科処置は術後の洗浄、経過観察が重要です。術後洗浄に来なくなり痛みを訴えて来院する患者様がいますが、洗浄と経過観察は必ず来てください。どれか一つ抜けても良好な治癒になりません。
親知らずの抜歯をする場合、痛みが出てから抜歯するのではなく、将来痛みが出る可能性がある場合とか今は痛まないけど時々痛むケースの時に患者様の都合と日程を決めて痛みがなく体調が良好な時に抜歯される方が麻酔も効きやすく治癒も良好になりやすいです。
抜歯後の腫脹は個人差や症例にもよりますが抜歯後3日目がピークとなりその後はれは治まって行きます。
ここではよくあるご質問をご紹介します。
問題なくまっすぐ生えてたり、将来的に綺麗に生える可能性があるケースはそのままで良いと思います。
歯肉が腫れる、すでに膿んでいる場合や虫歯になっている。もしくは虫歯や歯周病になる可能性がある場合は抜歯をお勧めしてます。
親知らずの状態にもよりますが保険治療3割負担で5千円程度です。補足ですが親知らずを抜歯して移植する場合にも保険治療可能です。6~7千円程度です。
図のように親知らずが萌出途中段階で歯肉に炎症を起こしていてレントゲン写真にて将来的に萌出してくる可能性がある場合には経過観察か歯肉切除で萌出しやすくします。
図のように親知らずが手前の歯を押している状態や清掃不良で虫歯になっている場合は抜歯したほうが良いです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:30
△:14:00〜17:00
休診日:日曜・祝日